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一市民としての子どもの尊重

Kanade流山セントラルパーク保育園では、「全ての子どもが、可能性豊かで、有能な学び手である」ことを信じています。
園のコミュニティは、
一人ひとりが、市民として尊重され、子どもたちにとって大切ないまの「乳幼児期」を充実したものにできるように、支えていきます。

そして、同時に、私たち大人も日々を一緒に楽しむこと。子どもたちにとって、それも大事なことだと思います。ここでは、子どもも大人も、主人公です。

子ども時代の”いま”を豊かにする家庭とのパートナーシップ

Kanade流山セントラルパーク保育園の保護者は、コミュニティの中心にいる参加者です。子どもを真ん中に、園と保護者が連携して「子どもの育ち」を支えることを大切にしています。
ご家庭からは子育ての考え方、家庭での子どもの様子を聞かせていただき、園からは積極的に子どもの育ち・学びの姿、保育の考え方、その意味について発信していきます。
また、ときには様々なイベントなどを一緒に企画し開催するなどして、経験を共有しています。保護者が楽しんで参画していることは子どもにも還っていく。自分の子どもだけでなく、ほかの家庭の子どもの成長も一緒になってよろこび合える保護者の方々との関わりを大切にしています。
園は、大きな家族のように、みんなでみんなの育ちをよろこび合える、そんな場でありたいと思っています。

子どもも地域も生きるコミュニティの創造

「社会で子どもを支えていく」「教育はコミュニティで支えていく」こと、子どもたちの豊かさを地域のいろいろな人に届けていくことで、地域の人たちから返ってくるものが沢山あるように感じています。まち全体を「学びのフィールド」と置くと、子どもたちの社会参加のレパートリーが豊かになります。

子どもたちの学びに直接的に返ってくることもあれば、大人たちが出会い、関わり合うことで結果的に社会づくりやまちづくりに繋がっていくこともあるかもしれません。
子どもはよく大人の姿を見て育っていきます。子どもたちに願うこと、作っていってほしい社会を、まず自分たちが作っていくことが大事だと感じています。
コミュニティに開き、地域の人、社会の人に関わってもらうことは、子どもだけでなく、大人にとっても、良い影響があるのではないでしょうか。

保育理念

学びのパートナーとしての保育者

​保育者の役割

私たちの保育は「子ども主体」の保育です。

保育者は子どもが、周りの子ども・大人、環境、文化、社会などと関わりながら、自らの学びを深めていくことに前向きに取り組めるよう、学びのプロセスの手助けをするパートナーとしての存在でありたい。そのように、思っています。

子ども主体の保育は、子どもを自由に遊ばせることでなく、子どもの中に何が育っていて、何が育っていないのか、活動を通じて、子どもに何が残るのかを、振り返りと実践を繰り返します。何をどうするか可能な限り子どもたち自身が選んでいく「子ども中心型」の環境をつくっていきます。

わたしたちのこども観

​こどもをどのように見ているか

こどもの意見・考えを尊重し、大人だけでなく、子どもも含めて、みんなで考えていくことを大切にしています。子どもを一人の人間としてみたときに、子どもは「未熟で弱い存在」ではなく、「有能な学び手」であると考えています。

子どもは遊びを通じて「心が動いた瞬間」に

さまざまなことを学んでいきます。ひとりで遊んでいても、徐々に仲間が増えていき、大きな輪に広がることもあります。様々なシーンで自分が
仲間に認められる経験が、仲間の大切さを実感させ、コミュニケーション力や自己肯定感が育つのです。子どもの興味や得意はそれぞれ違い、多様性があって当然で、 すべての子どもが心から楽しいと感じ、のびのびと成長していきます。
そうして人生の根っこ、人の芯の部分が太く伸びていくのではないかと感じています

​コミュニティコーディネーターについて

​コミュニティコーディネーターの役割

「コミュニティコーディネーター」(CC)という専任職員を事務職と兼務で置いています。

ときには保育に入ったりもしますが、こどもの興味・関心に寄り添いながら、地域とこども・保護者・保育者の橋渡しする役割です。地域との共存関係を築きながら、こどもを真ん中に、子どもたちに様々な人格・才能との出会いや経験を持ってもらえるよう、保育者と連携を取って環境を整えて行きます。
保育の中でこどもが出会ったらよさそうな、おもしろそうな人、施設を、こどもから聞いたり、保育者、保護者と共に想像し、人や施設との出会いをつくります。

環境・​実践について

​園の環境について

誰もが居心地よく過ごせるように、園の内装は木が中心の落ち着いた、あたたかい色づかいでできています。0歳児室、1歳児室、2歳児室は落ち着いた雰囲気の独立した部屋ですが、
3歳児以上は異なる年齢のこどもたちと関わりながらのびのびと過ごします。保育者が子どもたちの姿をとらえながら日々話し合い、保育室はこどもの興味関心に即して変化していきます。
また、育ち・学びを記録した“ドキュメンテーション”の展示やこどもたちの作品展示をはじめ、子どもの活動の軌跡、存在を感じられるような保育室になっています。
キッチンは良く見えるようにガラス張りになっており、作っている人のこと、食材・食への興味が広がっていきます。食育活動も子どもたちとの対話や姿から始まっていきます。

環境・​実践について

​園の周辺環境について

園周辺にはいくつか公園があり、目的に応じて遊びに出かけます。特に園の近くにある流山総合運動公園は流山で一番広い公園でよく散歩に出かけます。

その他にも近隣の住宅街には素敵なお庭や農作物を育ているお家がたくさんあり、近隣を歩いているだけで様々な学びがあります。また暖かく挨拶をしてくださる方も多く、子どもたちにとっても安心できる場所です。

​また、ときには近くにある思井の森に出かけたり等豊かな自然環境の中で子どもたちは育ちます。

ドキュメンテーションについて

​ドキュメンテーション

ドキュメンテーションとは、写真や文章(時に動画も。)を用いながら、子どもたちの学びを記録したものです。
何を学んでいるか、どのように学んでいるか。子どもたちの学びの過程は、この「ドキュメンテーション」という記録で、子どもと園の大人に可視化され、共有されます。
「ドキュメンテーション」で子どもの学びの世界に触れ、子どもの学びを応援し、ときに学びにかかわったりしながら、子どもの理解を深めていきます。

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